昨日5月8日は仕事帰りに1時半ほど運河を探ってきました。
時間帯は18:00〜19:30、ちょうど満潮潮止まり近くで、バチ抜けは期待できません。
しかし「ハク」の群れを2、3グループ発見。また単発でボイルが出ている様子。
「エリ10」の出番だな…とピンときました。
シーバスのベイトである「ハク」とは?
ハクとは、ボラの子供です。
泳いでるのを確認できる最小のものは大体1センチくらいなんですが、こやつらは群れると引き波のようなものを立てます。
なので、風とは違うタイミングで水面がザワザワしている、ルアーを通すと銀色の小さな魚が跳ねる、などの状況に当たった場合は「ハクパターン」であると考えられます。
狙い方(使うルアー)は?
静岡にいた頃は、知人に教えてもらった「マイクロトップ」(こちらの記事)で釣れてました。
ですが今回僕がオススメするのは「エリア10」です。
この2つのハクパターン用の釣りに、共通する点が重要。
それは「引き波」です。
ハクパターンを攻略するために、
ハクが群れて水面がざわついた様子を、ルアー1つで再現することでシーバスの下からの捕食を誘います。
「何百匹のハクの群れ≒ルアー」この状況を作るわけです。
そしてなぜ「エリテン」なのか。これは、
「フローティングミノー」
「スローに引ける」
「引き波の強弱が出せる」
この条件が揃ったルアーであるからです。
この3つの要素を持つルアーが、水面直下でザワザワ泳ぐハクをイミテートできます。
ルアー操作
それではルアー操作に行きます。
簡単に言えば、「水面直下を泳ぐハクが、外敵の存在を感じて水面でざわつく様子」を演出します。
1.まずはエリテンをハクのいるところ、ボイルの出たスポットの少し奥にキャストします
2.まずはアピール少なめの小さめの引き波を出すようにロッドを水面と平行にして、スローに巻いてきます。ほとんど引き波が出なくてもOKです。
《この時のリトリーブスピードは、1秒に30センチ巻き取る程度。かなりスローです。
僕の4000番のリールだと、1回転させるのに3秒程かけます。》
3.ボイルが出た箇所、ハクが溜まっていた場所に差し掛かったら少し竿を上げて、引き波を大きくします。この時リトリーブはスローの状態を保ったまま。ロッド操作で引き波を強くします。
4.出なければまたロッドを水平に戻し、引き波を小さく戻します
5.適当なところで(4、5メートル巻いてきたら)再度ロッド操作により引き波を強くします。
この繰り返しで、下にシーバスがいれば「バシャン!」と出てきます。
実はこれはバチ抜け中にも有効で、同じ引き波でも強弱で反応がまるきり変わりますので、色んな引き波のレパートリーを持っておくと数釣りができますよ。
出てくるタイミングは、
①引き波が強くなった瞬間
②引き波が弱くなって2、3リトリーブ目
が多いです。
経験則にはなりますが、シーバスは引き波の変化に猛烈に反応します。
エリテンの良さ
続きましては、エリテンの良さ。
エリテンの良さは、引き波の変化のタイミングでめちゃめちゃいいアクションをすることなんです。
ロッドの上げ下げで生じる微妙なスピードの変化、これを敏感にルアーアクションに変換してくれるので、エリテンは釣れるのだと気付きました。
毎週毎週シーバスフィッシングに行って、釣れない日がほとんどないのは、エリ10、そして静岡で学んだマイクロトップのおかげです。
ちなみに…この日の釣果は
この日の釣果を最後にまとめて。
こんな感じでした。
潮止まり、バチ抜け無しの渋い状況1時間半で60(ないかも)をキャッチできました。
全て引き波の変化で。
トップに猛烈にアタックしてきたので、最高に気持ちいい釣りでした。
今回は以上とさせていただきます。
読んでいただき、ありがとうございます!
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