さあみなさん、こんにちは。
この時期になると夏の小型青物で消耗したPEラインのことを考えますよね。
100メートルだけ巻いてライトショアジギング をしている方は買い替えてください。
ですが、200メートルクラスを巻いている方はどうしますか?消耗してるっちゃしてるけど、まだ小型の青物なら対応できそう…?
そんなあなたは、PEの「上下を入れ替え」て新品同然に戻しちゃいましょう。
「上下を入れ替える…?」
「逆巻き」とも言いますが、200メートルのPEラインをショアからの釣りに使っていると、海水に浸かって消耗している部分は前半100メートルくらいで、後ろの100メートルはコーティング充分の新品同様であることが多いんですね。
このラインを一旦外に出して、消耗しているラインを下の方に入れ、新しいラインを上に持ってくると、ライントラブルが減ってまた快適に釣りができます。
逆巻の方法
逆巻は、みなさんそれぞれ方法を持っていると思います。
・予備のリールとラインの交換をしたいリールを2個使って、
PEラインを予備リールで巻き取り→交換したいリールで再度それを巻き取り
•ライン回収機を買っているかたはそれで素早く。
どれでやってもそんなに手間のかからない作業なのですが、今回僕が紹介するのはバカな方法です。楽しくて、そして早くて簡単。
使うのは「扇風機」なんです!!
みなさん、寒くなってきて扇風機をしまう前に、PEラインの逆巻きをしましょう!
(実際、ラインリサーイクラーを使うほうが何倍もやりやすいです。お金に余裕のある方は購入をお勧めします。)
扇風機ライン交換の方法
用意するもの
・適当な空スプール2つ
・ラインを入れ替えたいリール
・扇風機
以上。
まずは扇風機を分解します。羽根やカバーなどを外し、本体だけにします。
そこに空スプールをセットして、固定しましょう。
こんな感じになります。この空スプールはいい感じにハマります。一応後ろと前をテープで固定。
横から見るとこうです、
部屋が汚いですが、気にしないでください。
そしたら、リールからラインを出して、空スプールに結びます。この時、ラインをベールの下をくぐらせてください。釣りをする時と同じ感じです。どうせテープで固定するので、軽くユニノットで結んでおけば大丈夫です。
結んだら、テープで固定して、こんな感じに。(少し巻いてから写真を撮ってないことに気づきました…)
では、巻いていきます。リールのドラグをゆるゆるにしてください。
こちらは動画でどうぞ。分かりやすくするために最初はゆっくり巻いてます。ラインが偏らないように、手で動かしてスプールに満遍なく巻いていきます。
扇風機の風量は「強」にしてくださいね。
では、巻き終わったこのスプールを外し、もう一個のスプールをセットしてください。
そして、先ほどと同じように空スプールに巻いていくんですが、この時に塩抜きをします。
お湯で濡らしたタオルやクロスなどを持ってきて、先ほどラインを抑えていた手を使って、クロスでラインをつかみます。
こうです。
この状態でラインを巻くと、お湯で塩抜きができます。扇風機の回転を阻害しない程度に、出来るだけ強めにつまんでください。
ラインが巻いてあるスプールの穴に棒を入れて、巻いていきます。
巻き終わりました。
これで、いつと同じようにリールにラインを巻けば、「PEラインの上下入れ替え」は成功です。笑
新品同様、コーティングがしっかりしたハリのあるラインが戻ってきました!!
めちゃめちゃ早いですし、簡単ですし、塩抜きもできて僕はこの方法しか使わないですが、
手元が狂ってラインがスプールから出ると、扇風機の回転している部分に巻きます。そして高確率で切れます。注意してください。
この方法の最大のメリットは、塩抜きができることでしょうね。
PEラインを冬用の青物用に太くしたいけど、今のラインがまだ使える…とっておきたい…そんな方も、これで巻き取って置いておきましょう。塩抜きは忘れずに!
以上、僕のPEライン上下入れ替えの風景でした。部屋が汚くてすみませんでした。
一応のおすすめPEライン紹介
コメント